2022/06/09 15:39




小板橋 雅之 exhibition “ Layer on the Surface “   6/17(金) ~ 7/04(月)



「なぜシンプルで抽象的作品を作り続けるのか。

空間の為の作品を作りたいと言ってきた私が思考を掘り下げる事で、 空間に存在する雰囲気に興味がある事に気付いた。

空間を構成する上で欠かせない事象の一つに光があると思う。晴れの日も雨の日も四季折々、それぞれの光があり雰囲気が存在する。

そして光は温度を生む。 私にとって空間に存在する絵や平面作品もまた温度を生むものだと思っている。

何故なら作り手の体温や試行錯誤の跡がそうさせるのだと思う。

そんな温度を感じられる作品を作りたいと思い、様々な要素との調和を探りながら今日もシンプルで抽象的な作品を作っている。」



3 年ぶりに覚王山の fons、東別院の cont の 2 店舗でそれぞれ異なった趣の作品の展示を行います。
版を重ねたもの、絵 具で着色したもの、紙を重ね紐でくくったもの。それぞれの layer で 2 店舗の違いを表現しました。
平面作品と立体作品 を行き来しながら作品の変化を可視化しています。
2 店舗に存在する雰囲気や温度をお楽しみいただけたら幸いです。


小板橋雅之 | 版画家
1982 年生。京都市在住。2010 年より版画家としての活動を始める。 

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